お檀家の皆さまで作り上げる新しい宝珠院
いつも宝珠院を支えて下さり、誠にありがとうございます。
この度、以前からお伝えしている本堂の老朽化に伴い、全面的な改修に取り組みます。
鎌倉中期に宿坊としてスタートした宝珠院。明治の廃仏政策により住職不在の無人寺となっておりました。現住職がここで寺おこしをするべく赴任して46年が経ちます。修繕を重ねてきた本堂は、お檀家の皆さまならご存知の通り、もう倒壊寸前でございます。
このまま放置すると、地震や台風などの災害時に被害を招く恐れがあり、一刻も早い修繕が必要です。この本堂を放置することは、鎌倉時代から現在まで受け継いできた歴史を断ち切ることに他なりません。そこでわたしたちは今回、本堂客殿の改修に踏み切ることといたしました。
改修には本堂客殿を大幅に改修し、現客殿を改修しカフェスペースを新設するという大規模な工事を予定しております。
カフェでは、宝珠農園(昨年7月下野新聞掲載)でお作りしている自家製野菜や地元日光の食材を使用した精進料理のランチプレート(2,000円)、副住職のわたしが数多くの修行先で頂いた中でも最高においしいお抹茶(1杯700円)などをご提供する予定です。※価格は変動する場合がございます。